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パーキンソン病運動教室

昨年に続き2回目の開催となった「パーキンソン病運動教室」

昨年は定員20名で開催させていただきましたが、たくさんのお問い合わせをいただき今年は美浜福祉センターの広い会場をお借りして30名定員で公募いたしました。

ところが今年も申し込み開始30分ほどで定員となってしまったとご連絡をいただき、千葉市の職員方の力をお借りして約40名で開催させていただきました(^^)

サポートしてくださった職員の方々、本当に有難うございましたm(__)m

パーキンソン病の症状で悩まれている方の多さを再実感して、これからもサポート体制充実していけるよう頑張ります!

パーキンソン病とは?

ドーパミンという神経伝達物質が減少して「身体の動き」に障害がでる病気です。

※似た症状に「パーキンソンニズム」というのがありますが、これはドーパミンが減少するパーキンソン病に対して脳卒中などでドーパミンが出てるにも関わらず伝達することができないためにパーキンソン病と似たような症状が出ている状態を指します。症状も全ての症状が出るわけでなく、部分的に出ることも多いため先ずは医師に相談の上対策を考えるのが良いです。

錐体外路障害

運動神経には「錐体路」と「錐体外路」の2種類があります。

▶錐体路

「動け!」「止まれ!」など運動のスイッチにあたる命令を送ります。

▶錐体外路

「速さ」「強さ」「方向」など錐体路で送られた命令を調整し動きを滑らかにします。

スイッチに対してボリュームコントロールのような働きをします。

パーキンソン病は錐体外路の障害が主となるため「動きにくさ」が特徴となります。

転倒予防が大事!

多岐にわたる症状の中でも特に気をつけなくてはならないのが「転倒」です。

本運動教室では転倒に大きく関わる症状に対しての運動を中心にご紹介させていただいています。

特に日々の運動に取り入れたいのは「体幹のコントロール」「重心のコントロール」「体力向上」の3点だと考えています。

▶体幹のコントロール

特徴的な症状のひとつに「身体の動きが硬くなる」というのがありますが、これは特に「体幹の回旋動作」に出やすいと言われています。

座位で脊柱・骨盤のコントロールをするような運動がお勧めです。

▶重心のコントロール

重心の移動・コントロールというのが苦手になります。転倒に関しては「後ろに倒れる」ことが最も心配になるので、その点を配慮しながら 上⇔下、前⇔後、左⇔右 方向へ重心移動しながら身体を動かします

臥位・座位・立位など様々な姿勢での運動がお勧めです。

▶体力向上

パーキンソン病の!というわけではありませんが、活動的な生活を送る・病気の進行を遅らせる・服薬量を増やさない など様々な場面で重要になってくるのが「基礎体力」や「予備体力」と言われるものです。現在のお身体の状態に合わせて体力の維持向上をはかることが病気に負けない身体づくりの最も重要なポイントと言えるかもしれません。

▶立ったままできる重心コントロール&下肢筋力エクササイズ

 

パーキンソン病と一言で言っても、症状の出方は人それぞれ違います。同じ方でも時期によって変化しますし、最適な治療法もそれぞれです。本運動教室でお伝えしている内容は、どの方にとってもリスクが少なく効果的なものを心がけておりますが、先ずは担当の医師に相談し指示のもと運動を行っていただければと思います。

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